言葉をさがして

thollyhock.exblog.jp
ブログトップ
2005年 08月 20日

僕のなかの壊れていない部分 白石一文

2002年8月 光文社刊

生きることの意味を問うことは無意味なのかもしれません。
この世の中には色んな人がいて、何が正しくて何が間違っているか、と考えることも間違いなんだと思ういました。人を認めることは難しいし、またその必要もないのでしょう。まして、自分を理解して欲しいと望むこともおかしなこと。全て、ただそこにあるだけなのですから。



雷太もほのかも、死とのつながりのなかに自らの幸福を求めようとしているのだろう。そして、それ自体はきっと正しいことなのだ。何よりも、誰よりも、それは正しいのだ。何のために生きるかも、自分がどうなっていくのかも、実はどうでもいいことなのかもしれない。人はただ死ぬために生き、やがてこの肉体は燃えて灰となるだけなのだから。
[PR]

by t_hollyhock | 2005-08-20 19:44 | その他


     ぼくは勉強ができない 山田詠美 >>