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2005年 08月 20日

ぼくは勉強ができない 山田詠美

自分らしく生きたいと思えば、それがじぶんらしくいよういう演技を自分にさせているんだという気がしました。自分を自分として受け止めたいと思いました。



幸福に育って来た者は、何故、不幸を気取りたがるのだろうか。
不幸と比較しなくては、自分の幸福が確認出来ないなんて、
本当は見る目がないんじゃないのか。

ほらほら、悲しみは、おなかをいっぱいにしないわよ。
つまらないことで悩んでいると、ハンサムじゃなくなっちゃうから。

人が人を無責任な立場から裁くことなんて出来ないよ。
すべてに、丸をつけよ。とりあえずは、そこから始めるのだ。

石鹸の香織を漂わせようと目論む女より、
自分の好みの強い香水をつけている女の人の方が好きなんだ。

自然体ってう演技しているわよ。
自由をよしとしているのなんて、本当は自由ではないから。

皮剥き器で野菜を削った時のように、
ぼくのおかしな自意識も削り取ることが出来れば良いのに。

皮を剥いても剥いても野菜じゃ仕様がないわよ。
その内、人の視線を綺麗に受け止めることが出来る時期がきっと来る。
その時に、皮を剥く必要のない自分を知れれば素敵よ。
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by t_hollyhock | 2005-08-20 18:54 | 山田詠美


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